2017/01/30

アメリカ南部の家庭料理~2016年の料理本その2

去年のニュースといえばアメリカの大統領選挙ですが、その結果にも思いがいたるタイトルの料理本。アレッポ同様に微妙な気分もよぎらないでもない地域の料理本ではありますが、中に出てくるお料理の数々はどこを開いてもガッとハートをわしづかみされるものばかり。2011年出版の新しい本ではありませんが、これまで図書館で何度も借りていて、我慢しきれずついに購入して、去年はガンガンに活用していた一冊です。


この本が来てからの生活の変化といえば、

1.コストコ行きがもっと楽しみになった

たぶん、この本を購入するトリガーとなったのは、隣県でのコストコ開店です。豚のリブやじっくりBBQしてみたくなる塊肉、チーズなどアメリカ系な食材もずいぶん入手しやすくなりました。お砂糖は主力にきび砂糖を使っていて普段からブラウンシュガーっぽいからよいとして、実際はそんなにアメリカな味には依存していませんが、この本が手元にあるとコストコ行きが(より一層)不思議とわくわくしてくるようになりました。

コストコといえばBBQグリルもほしくてたまりませんが、昨夏はなんとか我慢が効きました。


2.ヨーグルトのホエー(乳清)を使うように

ヨーグルトは水切りにして、きゅうりと食べるのがお約束ですが、これまで実はその後の水分は捨てていました。でも、この本を活用するのになにかと必要なのがバターミルク。この本には代用バターミルクの作り方もでていますが、最近は牛乳とホエーを合わせてバターミルク代わりにして、そこにケイジャンスパイスを加えて鶏肉をマリネし、フライド/ロースト/グリルドチキンにして楽しむようになりました。

機会があれば、パンケーキにも活用してみたいものです。

3.ケイジャンスパイスを自作してみた

この本には、代用バターミルクのほかにもチキンストックやソルトポーク、バニラエクストラクトなどの作り方も出ていて、その中でケイジャンスパイスは作ってみました。必要な材料が全部揃うわけではありませんが、あるもので目分量でつくって、なにかと活用しています。鶏肉は、ケイジャンな味にすることがずいぶん増えました。

隣のページにはドライラブの作り方もあり、BBQ好きにもこの本は必携ですね。


4.基本のアメリカ料理のレシピもたくさん

チキンウイングにケイジャンポップコーン(シュリンプ)、コールスロー、ブランズウイックシチュー、マカロニチーズ、チキンダンプリングなどなどなどなど、あの大好きなテレビ番組「食べまくり!ドライブinUSA」(原題:Diners, Drive-Ins and Dives)でおなじみのお料理のレシピがもりだくさん。サイコーです。

5.もちろんリブは楽しんでます

これまでスペアリブがあると、中華系な味付けをすることが多かったのですが、ここ半年はBBQリブ一辺倒。とりあえずはハンツのBBQソースを買ってきて、それをペタペタ塗って、たのしんでいます。


先日は燻製をするときに軽く燻して、スモーキーフレーバーもつけてみました。

と、このようにフル活用しています。まだまだ作っていないお料理も多いので、今年もまだまだ楽しめそうです。

 

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